カテゴリー「音楽本」の27件の記事

2016年2月11日 (木曜日)

最近買った音楽関連の書籍・雑誌

○Soul Power Instruments エフェクターの設計と製作
齋藤和徳

電気系は異様に弱いので、エフェクタの教科書的なものが欲しくて購入。寝床の中で教科書代わりに読んでますが、やはり苦手意識が強すぎるのか、あっという間に寝てしまいます(そういう意味ではまさに教科書的)。スラスラ読めるようになりたい。

○プレイヤー 2016年 02 月号 [雑誌]

斉藤さんの新しいシグネチャーについて、細かくインタビューで語られているので、資料として購入。J-45の試作に比べるとあっさりと製品版まで来たように思えます。一本欲しいけど高いなあ。

○野村義男の“足の踏み場もない"エフェクター・コレクション

ヨッチャンのコレクター魂が炸裂した書籍の第二弾。個人的には第一弾のギター本の方が楽しかったけれど、これはこれでさすがのラインナップ。

○東京大学のアルバート・アイラー―東大ジャズ講義録・歴史編 (文春文庫)
菊地 成孔

文庫で出た折に購入して、あまりにも面白かったのでそのまま友人の差し上げたけど、最近、読み返したくなって再購入。結構前の書籍ですが、ジャズの歴史なので、内容が古びることはなく、読むたびに発見ありです。

○レッド・スペシャル・メカニズム クイーンと世界をロックさせた手作りギターの物語
ブライアン・メイ

洋書の時に買おうか?と悩んでいたら、いつの間にか翻訳本が登場。訳も的確なので楽しく読めました。ファンならば「ええ?」「まさか?」という発見の連続。本の薄さの割に高いけど、クイーンファンなら買っておくべき一冊。個人的には「0フレット」「フローティング状態でアームダウンすれば1オクターブは楽に下がってきちんと戻る」「フレットは一度も打ち替えてない」などなど、驚きと発見の連続です。ブライアン・メイモデルのギターが欲しくなります。


| | コメント (0)

2014年5月31日 (土曜日)

Beatles gear [新装・改訂版] 写真でたどるビートルズと楽器・機材の物語1956~1970 アンディ・バビアック

Beatles gear [新装・改訂版] 写真でたどるビートルズと楽器・機材の物語1956~1970
アンディ・バビアック

タイトルどおりの作りで、おそらく購入しても期待を裏切ることはないでしょう。

個人的に気になったのは以下の3点です。

1)ビートルズの史実に沿って、その時期ごとに登場した楽器を紹介しているという流れのため、個々の楽器の変遷を追うのが少し面倒です。例えば楽器によっては何度か改造されたものがありますが(Johnの初期のリッケン325、Paulのヴァイオリンベースの改造後など)、その途中の画像が全く見当たらなかったり、小さな白黒写真だけだったりで、レプリカでも良いから大きなカラー写真で途中の画像も載せられなかったのかな?と思います。

2)何故だか、楽器の紹介が素っ気ないものがチラホラあります。例えば最後期に使われたGibson J-200などは、ビートルズが使用している写真ではなく、ギブソン社のカタログの小さな小さな白黒写真が5センチ四方くらいで載っているだけです。

3)該当の写真を載せずに、文字だけで説明しようとしていることが多々あります。例えば、「スタジオでポールがXXを抱え、その後ろにXXのアンプが見える~」風の文章が各所にあるのですが、何故か、その(作者が見ている)写真が本書には載っていません。インターネットなどで調べて、おそらくこの写真だろうなと簡単に見つかるものもあるので、版権で載せられなかったとは少し考えにくいのですが、その辺り、少し不親切な構成だなと思います。

そういう意味では、以前に日本人が作成した「ビートルズ・イクイップメント・ストーリー」という書籍の方が、個々の楽器に焦点を当てていて、それぞれの変遷がそのページで完結しているので、副読本として脇に置いていると、本書のストレスが若干軽減されます。

| | コメント (0)

2014年4月29日 (火曜日)

Chord Chemistry Greene, Ted

Chord Chemistry
Greene, Ted

難しいの一言。
Ed Bickertのコードワークの素晴らしさに刺激されて、実践的なコード本を探してみたけれど、和書ではほとんど全滅かな。どれもただのコード本で、そのコードの使い所や代替法などの話はちらりと書いてあるだけで、全体の9割くらいがコードダイアグラムが載っただけの本ばかり。

仕方が無いので、英語の書籍に手を延ばし、Amazonで評判の良いこの本を買ってみました。
まず内容としては、Key=AとEのコードが延々と(手書きのダイアグラムで)続きます(AとE以外のコードはそれぞれを上げたり下げたり各自でせよ、とのことです)。とにかくそれをどう使うのか以前に、同じ名前のコードにどれだけの種類があるのかを、実践的に見せてくれるのですが、いやいやこれは厳しい上に退屈だ(しかも難しい押さえ方のオンパレードで指が痛い)。

とにかく本書の中で何度も「辛抱強く」という言葉が使われるが、確かにこれは途中で投げ出す人が続出だろうな、という内容。でも、後半で「これは理論的な話じゃないんだけれど」という感じで始まる、実践的な(筆者の体験から学んだ)あれこれのコードの使い方には多くの発見があります(ディミニッシュの経過感を高めるために、同じコードフォームのまま3フレットずつ上がっていけ、とか)。

読みこむほどに発見があるのですが、「困ったな、こういう時にはどういうコードを充てようかな?」という時には、実践的な索引が付いているわけではないので、あんまり役に立ってくれなかったりします。(そもそも、本書の中に書いてないことを探しているかもしれないし)

平易な英文なので、そこそこ読める人であれば色々と発見があると思います。ただ、本当に重要なことも「さらりと」書いてあるだけなので、「あれ、本当にそれだけなの?あれれ?」という驚きで、何度も英語の辞書を引き直すことになるでしょう。オススメはしにくいけれど、確かに良書です。


| | コメント (0)

Barney Kessel Guitar: A Step-by-Step Breakdown of His Guitar Styles and Techniques (Guitar Signature Licks)

Barney Kessel Guitar: A Step-by-Step Breakdown of His Guitar Styles and Techniques (Guitar Signature Licks)

2014年の今の時代に、Barney Kesselの教則本に需要があるのか?という疑問はさておき、なんとなく聴きこんでいるうちに弾きたくなったので、買ってみました。
収録されているタブ譜は、初期の3作品からが中心で、そこから11曲。残りはPoll Winner名義の3作品から1曲ずつの3曲で、全14曲収録。

一応、全曲ギター部分が完全にタブ譜になっているので、オリジナル作品さえ手元に揃えられれば、付属CDについては不要です(個人的には全く聞いてないので、演奏の再現度やCDの使い勝手は不明です)。

オリジナル作品の揃え方としては、初期の4作品が2CDに収まった「First Four Albums」がオススメ。
Poll Winner名義のアルバムは、3曲のためにアルバム3枚も買うのは不経済なので、MP3の1曲ずつの購入がオススメです。まあ 1枚目のThe Poll Winners はギタートリオの名盤なので、買っても損はないですが。

タブ譜としては全く問題なく使えます。内容は「地味に難しい」の一言です。本当にこの人の演奏は地味に難しいです。


| | コメント (0)

Bob Brozman's Bottleneck Blues Guitar (Acoustic Masters Series)

Bob Brozman's Bottleneck Blues Guitar (Acoustic Masters Series)

昨年の4月に亡くなられたBob Brozmanの教則本。ご本人による解説音声と演奏がCDでたっぷり聞けます。

ギターのチューニングはオープンGのみなので、Key=Gのブルースのみの奏法解説です。一応、ボトルネック奏法が中心の説明だけど、右手の特殊奏法の解説もあるので、これまでいい加減にやっていた右手の奏法も見直すことが可能。小さなヒントや、簡単なフレーズがすべてタブ譜付きで解説されていて、教則本側にも音声解説とほぼ同内容の説明文があるので、「何を解説しているか分からない。音声解説なんて聞き取れないよ」という人にも使える内容です。

一番最後に、デモンストレーション的に、3分程度の曲が演奏されていて(この曲もタブ譜になっています)、そこで本書の中で解説されたほとんど全ての技が出てくるので、その曲が弾ければこの本の目的は達成という感じです。

全体的に簡単な内容だけれど、一つ一つの音を丁寧に出すように心がけていると、意外な発見があります。
またCDの時間(74分)いっぱいまで収録されていて、音声解説もタブ譜も非常に丁寧に作られています。これは良書です。

ただ1点だけ、この本には問題があって、CD収録音声のチューニングが、440hzになっていないのです。
CDの最初の方のチューニングで、「さあみんなこの音に合わせて」というチューニングがかなり低い。おそらくは430~432hz辺りのチューニングで、その点だけ注意が必要です。

本人による解説本って、ミュージシャンによっては、途中からかなりいい加減な説明が増えてきて、あるページから細かい説明もなしに急に難しくなるというのが、あれこれありますが、この本はとても丁寧です。
Bob Brozmanの人柄が感じられる良書です。きっと、いい人だったんだろうな。


| | コメント (0)

2012年7月26日 (木曜日)

ザ・ビューティ・オブ・ザ・バースト リプリンテッド・エディション (ポスター付) (リットーミュージック・ムック)

ザ・ビューティ・オブ・ザ・バースト リプリンテッド・エディション (ポスター付) (リットーミュージック・ムック)

淡々と、そしてどこまでもギブソン社のギター、レスポールの写真が続きます。それも58年から60年までに作られたサンバーストのレスポールタイプのギターばかりの写真集です。

もうここまでくれば、潔いという感じですね。
英語版としてBeauty of the 'Burst: Gibson Sunburst Les Pauls from '58 to '60という書籍が出ているようですが、それの日本語版の再発です。純粋な、その当時(96年)のままの再発のため、出版時からの補足はありませんが、写真を眺めて楽しむだけのこの書籍には新たな補足は不要でしょう。巻末の木取りや塗装の話は、短めながらも読み応えがあります。(解説、脚注、すべて日本語記述です)

【CONTENTS】
■ULTIMATE SUNBURST FILE
◎1958 SUNBURST LES PAUL
◎1959 SUNBURST LES PAUL
◎1960 SUNBURST LES PAUL
■RARE BEAUTY
■LABYRINTH OF THE 'BURST
■サンバーストの科学
■フィギュアの研究
■パテンド・アプライド・フォー・ピックアップ
■サンバースト・レス・ポールのパーツ
■レス・ポール・モデルの歴史
■サンバースト・レス・ポールの構造
■サンバースト・レス・ポール~ビンテージ・トーンの世界
■'BURST TALK~INTERVIEW WITH THE OWNERS
■サンバースト・レス・ポール用語事典

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年6月27日 (水曜日)

DigiFi(デジファイ) No.7 別冊ステレオサウンド

DigiFi(デジファイ) No.7 別冊ステレオサウンド

ムック本のオマケ。USB経由でステレオアウト出来るパワーアンプ。
音の精度は果たしてどうだろうか?とは思うけれど、基盤むき出しなのがなんともカッコいい。
\2980-で、8月29日発売のようです。


| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年4月17日 (火曜日)

専用プリント基板と付属ICで作るエフェクタ: エレキギターに歪系の定番ファズとコーラスをDIY (プリント基板つき電子工作解説書シリーズ)/猫田 湾

専用プリント基板と付属ICで作るエフェクタ: エレキギターに歪系の定番ファズとコーラスをDIY (プリント基板つき電子工作解説書シリーズ)
猫田 湾

すごいぞ、こんな本出たのか。と思っていたら、既にAmazonではマーケットプレイス価格(笑)。

一応、本書のコンセプトは自作で一番面倒な基盤と入手が面倒なパーツを付録として付けますから、後の平凡なパーツ類は自分で買って用意してね、ということだそうです。

エフェクタの自作の敷居の高さを下げてくれるという発想でなかなか嬉しいですが、市場に普通に出まわって欲しいですね。とりあえず安定供給されることを祈りましょうか。


| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年4月12日 (木曜日)

Player (プレイヤー) 2012年 05月号 [雑誌]

Player (プレイヤー) 2012年 05月号 [雑誌]

巻頭特集ではないが、中程に斉藤和義のツアーでの機材紹介と、ギブソン社から発売されたシグネチャーモデル関連のインタビューが載っている。

この記事、なかなか良い。そして困ったことに2011年11月号のギター・マガジン誌の巻頭特集よりも、こちらの方が面白い(笑)。ギター・マガジン誌にはギターのスコアが付いてはいるが、あの楽譜は悲惨なくらいのやっつけ仕事で、まったくギター・マガジンはどうなってしまったのだろう?と、首をひねってしまう内容だった。
(※新曲の「ウサギとカメ」の間違いは、まあ仕方ないにしても、10年以上前の「歌うたいのバラッド」のコードすら合ってないというのは、もはや言い訳のしようもない。ヤル気が無いと言われても仕方ない内容だった)

まあ、雑誌媒体が難しい時代ですが、Player誌、なかなかいい仕事をしています。
ギター・マガジン誌、頑張れ!。


| | コメント (0)

2012年4月 9日 (月曜日)

レスポール大名鑑 1968~2009 写真でたどるギブソン・ギター開発全史[後編] (P‐Vine BOOKs)/ロブ・ローレンス

レスポール大名鑑 1968~2009 写真でたどるギブソン・ギター開発全史[後編] (P‐Vine BOOKs)
ロブ・ローレンス

レスポール本の後編。
前編を読んだ時に強く感じさせられたのは、「この本はレスポールという人の歴史を辿った本であって、レスポールというギターがメインの書籍では無い」ということだった。

ただ、後編である本書の対象期間(1968年以降)では、表現は悪いが、人物としてのレスポール氏の評価よりも、ギターとしてのレスポールの評価の方が上がってしまったため(そして、そのためにレスポールギターの種類や、その利用者の数が爆発的に多くなったため)、結果的にギターに関する記述が多くなっている。

ギター好きで、レスポールギターの写真や紹介文が目的の人には、前編よりも後編の方が確実に楽しめるだろうと思う。

一応発行部数限定の書籍だが、まだまだ街では売っているので、お早めに。
なお前編は無事に発行部数は売りさばけたようですね。中古市場ではやや割高で売り出されています。



| | コメント (0) | トラックバック (0)