カテゴリー「ギター本」の28件の記事

2012年3月23日 (金曜日)

サウンド・クリエーターのためのエフェクタ製作講座 大塚 明

サウンド・クリエーターのためのエフェクタ製作講座
大塚 明

エフェクタの製作記事を中心に編まれた良書。
全26種のエフェクタの製作記事と、そのための基礎的な話が熱く語られる。
書店の店頭で見つけ、電気の知識が少ない自分にもよく分かるなと購入。その後、Amazonのレビューを覗いてみると、レビュー欄でずいぶんと熱心な信者が熱く本書について語っていた。

本書が他の類似本と大きく異なるのは、製作を前提とした丁寧な図版と詳細な説明だろう。
全ページ白黒の1色刷りのため、これで製作できるのか?と当初は疑問に思ったが、実際に作る際に、その時点で浮かぶであろう素朴な疑問について実に詳細に語っている。

ある意味、クセの強い文章であり、人によってはクドいと感じるかもしれないが、とにかくエフェクタを安全に、そして常識的な範囲の費用で作ろうという(実に良心的な)前提に基づいた内容である。

ただの製作手順書ではなく、エフェクタの製作を通じて、音に向きあう作者の真摯な話は、読んでいて非常に気持ち良い。
ギターを演奏する人であれば、実際のエフェクタの製作を行わないとしても、一度手に取って内容を見るべき1冊。

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2012年3月 3日 (土曜日)

運指、ピッキング、思考力の限界を超える テンポ・アップ式トレーニング85 (ギター・マガジン) 宮脇 俊郎

運指、ピッキング、思考力の限界を超える テンポ・アップ式トレーニング85 (ギター・マガジン)
宮脇 俊郎

この本について、ありそうで無かった点が2つ。

1)メトロノームに合わせながら、どんどん速度が上がっていく点(テンポアップ)。
2)CD、DVDは一切付属せず、You Tubeの動画参照が前提である点。

1については、個人でアイデアとして持っていた人は多いと思うけれど、そのためにはシーケンスソフトで実際にそうしたものを作り込む必要があった。これを2小節のリフで割りきってやってしまったところは、なかなか良いアイデアだと思う。

2については、これまでも本体のオマケや立ち読み的な扱いで、各出版社のサイトなどに動画や音声がアップロードされていることはあったが、全面的にYou Tubeに頼るという発想はなかなか実行出来ないことだと思う。実際、いずれも簡単なフレーズなので、この書籍を買わずにYou Tube上の動画だけを見れば、ほとんどの練習が出来てしまう。こんな販売方法で大丈夫だろうか?とちょっと心配になってくる。

でもいずれも、基本的なフレーズが多いので、自分の苦手とするフレーズを確認したい時や、それをきちんと練習したい時になかなかに便利です。

You Tubeの動画はこちらから。 


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2012年3月 2日 (金曜日)

フェンダー大名鑑 1946-1970 写真でたどるヴィンテージ・ギターとアート・ワーク (P-Vine Books) マーティン・ケリー

フェンダー大名鑑 1946-1970 写真でたどるヴィンテージ・ギターとアート・ワーク (P-Vine Books)
マーティン・ケリー

以前紹介した洋書の翻訳本が出ました。
Fender: The Golden Age 1946-1970 Martin Kelly

書籍の詳細は洋書の記事を参照下さい。
主に気づいた点は、洋書版はハードカバー(まさに固い表紙)だったけれど、翻訳版はソフトカバーです。
こちらの柔らかい表紙の方が、寝床に持っていけるので個人的には好きです。
まあちょっと値段が高いですが、かなり貴重な写真満載なのでオススメです。


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2011年8月16日 (火曜日)

Jazz Guitar Giants ジャズ・ギタリスト進化論 (ギター・マガジン)/石沢 功治

Jazz Guitar Giants ジャズ・ギタリスト進化論 (ギター・マガジン)
石沢 功治

いろいろと出るようですが、案外こういう本はこれまでなかったですね。
ちょっと高めですが、これは期待。

1940年代のビ・バップ期に始まるエレクトリック・ジャズ・ギターの進化の過程において、重要な役割を担ったギタリストをピックアップし、紹介するムック本の登場です。登場する"ジャズ・ギター・ジャイアンツ"は、全13人。彼らのバイオグラフィやディスコグラフィはもちろん、使用機材や奏法分析など、多角的な視点で解説された内容は、ジャズ・ギターに興味のある人であれば、読み応え十分。各ギタリストの特徴や歴史を余すことなく堪能できるはずです。奏法、歴史、名盤など、ジャズ・ギターのすべてがわかる、永久保存必至の一冊です!

【登場ギタリスト】
■モダン・ジャズ・ギターの開祖、チャーリー・クリスチャン
■正統派ジャズ・ギターの巨人、バーニー・ケッセル
■バップ・スタイルを極めた天衣無縫のテクニシャン、タル・ファーロウ
■至高のスウィンギン・グルーヴを演出する達人、ハーブ・エリス
■ブルージィかつ華麗にスウィングする王道ジャズの最高峰、ケニー・バレル
■不世出の天才ジャズ・ギタリスト、ウエス・モンゴメリー
■ブルース・フィール渦巻くシングル・ノートの鬼才、グラント・グリーン
■現代ジャズへの扉を開いた知性派、ジム・ホール
■正統派超絶技巧を操るジャズ・ギターのヴァーチュオーゾ、ジョー・パス
■超一級のテクニックと甘い歌声で魅せたエンターテナー、ジョージ・ベンソン
■ジャズの光と影を背負った不死鳥、パット・マルティーノ
■ジャズ・ロックの地平を切り開いたパイオニア、ジョン・マクラフリン
■ジャズとロックを結ぶ永遠の求道者、ラリー・コリエル

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2011年8月15日 (月曜日)

プロフェッショナル・セッティング・ファイル~トップ・ギタリストから学ぶサウンド・メイク術~/YOUNG GUITAR special hardware issue (シンコー・ミュージックMOOK)

プロフェッショナル・セッティング・ファイル~トップ・ギタリストから学ぶサウンド・メイク術~/YOUNG GUITAR special hardware issue (シンコー・ミュージックMOOK)

ようやく手元に届いたので。

50人のギタリストの使用ギター+エフェクタ+アンプ(アンプのツマミ位置)を、図解入りで紹介してくれるムック本。
値段が1500円と安いので、どうかな?と懸念していましたが、やはりさすがに、カラー写真で記事が描かれているのは50人中最初の7人目まで。まあこれは仕方ないです。
それに今回の主役はエフェクタとアンプ。まあギターの木目や年式がどうした?というのは後回しの話なので、これは納得せざるをえないです。

記事の内容ですが、好きなギタリストについては、概ね知っている話が大半ですが、あまり細かく聞いてこなかったギタリストについては、なかなか面白いエピソードが読めます。
値段的にも安いので、これは買いでしょう。


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2011年7月30日 (土曜日)

プロフェッショナル・セッティング・ファイル~トップ・ギタリストから学ぶサウンド・メイク術~/YOUNG GUITAR special hardware issue (シンコー・ミュージックMOOK)

プロフェッショナル・セッティング・ファイル~トップ・ギタリストから学ぶサウンド・メイク術~/YOUNG GUITAR special hardware issue (シンコー・ミュージックMOOK)

いやいや、なかなか面白そうな本が出ます。有名ギタリストの機材を写真付きで50人分紹介してくれるそうです。しかし、50人分も紹介してくれるというのに、書籍代が1500円ということで、個人的にはちょっと不安です。
白黒写真満載になるのではないだろうか?うーん、まあそれはそれにしても、まあギタリストのラインナップが、なかなかに豪勢なので、これはまあ、中身も見ずに発注せざるを得ないです。8月11日発売予定。

Amazonの内容紹介から。
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「憧れのプレイヤーと同じようなサウンドを出したい」というのはアマチュア・ギタリストの永遠のテーマ。そして、その夢を実現させる最短の手段が「理想とするギタリストと同じ機材を使い、同じセッティングにする」というのも間違いのないところだろう。
本書ではその手引きとなるべく、サウンドの素晴らしさに定評のあるギタリスト50人をセレクトし、彼らのサウンド・システムを本人使用機材写真と共に詳細解説。さらにギターからアンプに至るシグナルの流れを、リアルなセッティング図を使って分かりやすく説明します。これらを参考に憧れのギタリストと全く同じ機材を揃えるも良し、DTMソフトやモデリング系マルチ・エフェクターを使ってセッティングをシミュレートしてみるも良し、その中からシステム構築のアイデアを盗むも良し…、一歩上のサウンド・メイクを目指すギタリストに役立つ情報満載のアイテムが登場です。

●掲載ギタリスト●
ジミ・ヘンドリックス/エリック・クラプトン/ジェフ・ベック/ジミー・ペイジ/リッチー・ブラックモア/マイケル・シェンカー/ゲイリー・ムーア/エディー・ヴァン・ヘイレン/カルロス・サンタナ/ブライアン・メイ/ラリー・カールトン/Char/イングヴェイ・マルムスティーン/スティーヴィー・レイ・ヴォーン/ジョー・サトリアーニ/スティーヴ・ヴァイ/スラッシュ/ジェイムズ・ヘットフィールド/ジョン・フルシアンテ/ダイムバッグ・ダレル/トム・モレロ/他
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2011年7月18日 (月曜日)

テレキャスター・オーソリティ/YOUNG GUITAR special hardware issue (シンコー・ミュージックMOOK)/今井 康雄

テレキャスター・オーソリティ/YOUNG GUITAR special hardware issue (シンコー・ミュージックMOOK)
今井 康雄

Amazonからの発送に結構時間が掛かり、先日ようやく到着。
ひと通り見ました。なかなかキレイにまとまっています。基本的にはテレキャスエリートの辺りまで、ざっと紹介していますが、やはりメインは、初期のブロードキャスター、ノーキャスター、最初期のテレキャスターの紹介。

同じ出版社から出ていたムスタング・オーソリティとほぼ同じ構成内容で、若干、記事の配列が変わっていますが、それでも期待通りの出来上がりです。気に入りました。

それにしても、さすがに50年頃製造の個体の写真はかなり草臥れたものが多いですね。あと、一部の写真で、屋外撮影のものが採用されていたりして、反射がきつくて見にくい写真もチラホラありました。おそらく過去の写真の使い回しなのでしょうが、もはやその時代の個体の新規撮影は難しいということなのかな?。
(恐らくですが、同じ作者の書いた「YOUNG GUITAR special hardware issue ヴィンテージ・ギター・ガイドブック〈フェンダー編〉 」の中扉で使われていた写真と同じものが使いまわされていると思われます)

今後、この手の書籍の写真については、どれくらい新しい角度で新規撮影がされているか?というのもチェックポイントになるかもしれません。見にくい写真や、以前にどこかで見た写真にお金を費やすのはちょっと残念ですしね。

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2011年7月11日 (月曜日)

プレイヤー別冊 LUNA SEA COMPLETE GEAR BOOK[雑誌] 田中 稔

プレイヤー別冊 LUNA SEA COMPLETE GEAR BOOK[雑誌]
田中 稔

ルナシーのファンでもなんでもないけれど、この手の書籍はなかなか良い企画だなあ。

まあただの楽器好きが買ってしまうには、結構要らないページが多すぎるかなと思うけれど、それにしても、この手のバンド全体の過去のあらゆる機材を執拗に紹介するというのは、これまであまり無かった企画ではないでしょうか?出来れば好きなバンドでこの企画を実現して欲しい。

ルナシーのファンがちょっと羨ましい企画本です。


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2011年7月 3日 (日曜日)

CDB96 名人カマテツのウクレレ一本勝負!! 究極のウクレレソロ~ジャカソロ CD付き (CD book)/釜谷 鉄男

CDB96 名人カマテツのウクレレ一本勝負!! 究極のウクレレソロ~ジャカソロ CD付き (CD book)
釜谷 鉄男

以前も書きましたが、Eddie VedderのUkulele Songsというアルバムが素晴らしかったので、そのままの勢いで、Fender製のウクレレ(Ukulele)、Pa'inaというタイプを購入し、無事に毎日、Ukulele Songsアルバムの曲を耳コピしてます。いやいや、発見が多くて楽しいです。この練習方法はおすすめ。

さて、それはそれとして、全体の3分の2くらい耳コピ出来たので、残りが少なくなってきました。そこで並行して、別のウクレレの練習をしておこうか?と、いろいろと教則本を物色しているのですが、なかなか良いのが見つかりません。

で、結局、購入したのがウクレレ名人のカマテツさんこと、釜谷 鉄男さんの教則本。いやはや、しかしこれは、はっきり言ってものすごく難しい。
もう、最初の練習フレーズの3つ目くらいに三連が出てくるのですが、ほとんどの人はここで躓くんじゃないでしょうか?
普通にギターを弾いていた人なら、三連はピックを持ったストロークの「ダウン→アップ→ダウン」を素早くやる方法しか、やったことが無いはずです。
しかしこの本では「人差し指のダウン→親指のダウン→人差し指のアップ」を推奨しています。これが鬼のように難しいというか、ギター弾きにはものすごく違和感がある。(人差し指だけのダウンアップダウンもあるそうですが、カマテツさんの推奨はあくまでも親指を含んだやり方)。

三連の真ん中で親指をダウンするというのは、しかも4本キレイに音を鳴らすというのは、かなり至難の業です。うーん。まあ最初は4弦だけ鳴っていればOKという意見もネット上で見つけたり、2週間くらいすれば自然に出来るという意見もありますが、それにしても難しい。

まあこの本はクリア出来なかったとしても(多分全部マスターするのは無理)、課題曲がどれも素晴らしい演奏なので、付属のCDの楽曲部分だけをBGMにしても無駄ではないです。いやしかし、すごい技だな、本当に。

ちなみに、課題曲は全て、High-Gチューニングです。Low-Gでは無いのでご注意を。

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2011年6月23日 (木曜日)

ギブソンJ-45永久保存ガイド (晋遊舎ムック)

ギブソンJ-45永久保存ガイド (晋遊舎ムック)

いわゆるギターの写真集ムック。この手の本は、専門性とマニア度が高くないと、何の意味もないのですが、結構、何の意味もないオッサン向けのカタログにしか過ぎないムックも結構出ているので、中身確認が必至です。

で、結論から言いますと、良く出来てます。J-45自体がかなり長期間に分かって販売されているモデルだけに、その変遷や各モデルの長短など、細かく写真付きで解説されています。イイですね。高いけど、これは値段相当の内容です。

巻頭の「奥田民生」・「斉藤和義」のインタビュー。しかしもはや戦前のJ-45で無いと認めないといわれ、実際に探し出して買ってしまう奥田民生も男らしい。

最後の方の記事。編集者の実際のJ-45をリペアに持ち込み、起こりうる問題箇所や、リペア時の参考価格などは面白いが、いやいや、何だかアコギの保管の難しさを痛感させられて、結構怖い記事でもあります。

マニア向けに応えてくれる、かなり丁寧で綺麗な作り。いいです、この本。


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