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2011年5月28日 (土曜日)

【到着】SII 電子辞書 PASORAMA 英語学習モデル SR-S9002 セイコーインスツル

【到着】SII 電子辞書 PASORAMA 英語学習モデル SR-S9002
セイコーインスツル

発注した翌々日には届きました。Amazon仕事が早い。

さて、数日使ってみての感想ですが、いや素晴らしい。電子辞書界の進歩の素晴らしさを実感します。
と言っても、比較対象が、7年前のカシオの機種であるという点で、かなり注意が必要なのですが、それでもまあ公平にいろいろと考えたいと思います。

まず、7年前の機種と比較して進歩しているのは当たり前じゃないか?と言われるかもしれませんが、実はハード的には大きな進歩は感じませんでした。この機種では音声読み上げという機能が付いていたり、PC機器と接続してそちらから検索出来たり(PASORAMA機能)、バッテリー電池になっていたりというのが、目新しい機能ではありますが、正直そうした機能は大きなプラス要因には感じませんでした。

というのは、基本が学習用ではなく、英語文章(ペーパーバックなど)を読む際の辞書としての機能がメインのため、音声の読みは全く使うあてがない機能なのです。またPCとの接続機能では、単体での使用に対して、かなりの基本機能で出来ないことがあるため、PCに繋いでの使用はあまり、便利には感じられません。まあこの辺はPC側のソフトウェアのバージョンアップ等で改良の余地はあるかもしれませんが。(ハードウェアメーカーの拵えた、出来合い的なソフトで使いやすかったものは、ほとんど記憶にないし)
また、バッテリー電池は一見便利そうですが、この先5年以上使う予定なので、正直その時にこのタイプのバッテリー電池が存在しているのか?という点でやや不安です(ただし、この機種の優れている点は、電池使用も可能ということです。バッテリーは遠い将来を考えると面倒ですが、その時は電池使用に切り替えて使えるのは、かなり良心的な設計だと思います。セイコー偉い)

さて、話が逸れましたが、では何の技術進歩に感心したかというと、やはり使い勝手、ソフト周りの機能が、良く考えられていることです。
例えば、「履歴」機能。一度調べた単語が履歴として残り、それにカーソルを合わせることで、再度の入力の手間を省く機能。実際、辞書を操っていると、3つ前に調べた単語の意味が何だったかを忘れてしまうことはよくあります。そのため、この機能は地味ながらよく使います。
カシオの機器では、この履歴が各辞書ごとでしか残らなかったため、いちいち辞書を切り替えてから、それぞれの履歴を見る必要がありましたが、このセイコーの辞書では、全てが1つの画面に残るため、その点のストレスは解消されています。便利です。

例文や成句の検索では、例えば"get over"という熟語を調べる際に、その検索結果をどう表示するか?というのが意外にやっかいです。以前のカシオでは、その成句が含まれる文章を、結果表示する際には、get overの部分が強調表示されてずらりと並んでいました。結局、それぞれの文章がどんな文章かはいちいち各行にカーソルを合わせてから「実行」キーを押して開く必要がありました。しかしこのセイコーでは、「表示スタイル」というボタンを押すことで、検索した単語を中心に(センタリングして)画面表示し、前後の文章も見れるようにしてくれるので、探している用例に近いものが見つけやすくなっています。
もちろんこれは、画面の解像度、画面の広さが無いと使えない機能なので、7年前のカシオの機種では、その発想があっても実現は難しかったでしょう。最新のカシオの機器にこの機能があるのか?は、確認していませんが、かなり便利な機能です。

また以前のカシオの機種では、文字力入力後に「実行キー」を押すことが、ほぼ必須でしたが、このセイコー機種では、入力時点で逐次検索になるため、余分なキー操作が減っています。これも地味ながら嬉しい改善点です。

さて、マイナス点。
意外に「あれ?」と思ったのは、文字列入力から画面表示まで、0コンマの世界ですが、少しだけレスポンスが悪く感じました。ただ、これは先に書いたように逐次検索をしているためなので、まあ仕方ないかなと思います。もちろん数秒も待たされるわけではなく、実用には全く支障がありません。強いていえば、以前使っていた機種より、本当に一瞬のワンテンポ遅れるということです。
もう一点だけ、これも気分の問題ですが、本体を持った感じが、意外にチープな感じです。色が白しかなかったので、軽く感じさせるのでしょうか?グイと押したらペコンと凹みそうな感じが少しだけ不安です。
あと、キーの配列も「あれ?」という部分があります。「▼次見出し」と「▲前見出し」が横に並んでいたり(これ上下の配置の方が自然だと思う)、「決定」「戻る」が横に並んでいたり(「戻る」はPCでいう「ESC」の位置にいて欲しい)、慣れるまで少し不便かな?と思います。(電子辞書ではキー操作を間違えると、検索結果を保持してくれないので、また一から検索しなおす必要があり、キーの押し間違えは結構ダメージありますから)
まあ、慣れろということですね。はい、慣れるようにします。

いやしかし改めて、良い買い物でした。
カシオの機種に対して、今回の機種は辞書がひとつ増えるだけじゃないか?と思ってましたが、さすがにランダムハウスです。良い検索結果を返してくれます。
また、先にも述べたように使い勝手の向上もあるので、今ひとつ調べきれなかったなあという感じが残りません。これまで調べにくかった成句に対しても、的確な回答を見つけてくれます。これは嬉しい。

個人的には、「ブリタニカ」や「英語学習機能」や「音声読み上げ」や「大辞泉」とかは、全く使う予定がないので、こうした機能が削られた廉価版があれば、趣味や仕事で英文を読む人たちは、かなり助かると思うのですが、そういう需要って少数派なのかなあ?
2万ちょいで、これだけの辞書(「リーダーズ(第2版)」「リーダーズ・プラス」「ランダムハウス(第2版)」「新編英和活用大辞典」)が入っている段階で、すでにお釣りが来ているように感じます。

予備にもう一台買っておこうか?と思うほど気に入りました。ありがとうセイコー、ありがとうAmazon。
(でも本当は、機能と辞書を選りすぐった廉価版を出して、英文読みユーザーの裾野を広げて欲しいんだけどね。各社ともその方向では無いのが残念)

なおカシオについてはいろいろ書きましたが、最初にも述べたように、あくまで比較対象が7年前の機種です。最新機種は独自の進歩を遂げていると思います。それになにより頑丈な作りで、今でも現役バリバリで動くほどです。その点、カシオも素晴らしいとだけお伝えしておきます。

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