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2011年1月10日 (月曜日)

村上春樹雑文集

村上春樹雑文集

1月31日発売・新潮社。\1470。

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ネクタイを締めて語ったスピーチ、インタビュー、好きな音楽、好きな本、自分の小説について、そして未発表超短編小説まで満載! そのひとつひとつに著者自身のイントロダクションが添えられた初の「雑文集」! 和田誠・安西水丸両氏の対談解説も収録。
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書籍情報を見るに、400ページのようです。1470円なら安いですね。現在ほどのビッグネームになる以前、各種雑誌で小さな記事やエッセイを目にしましたが、中には「ああ、あれ読み返したい」と思っても、書籍に未収録のものも多くありました。そういうのが漏れなく入っているといいのですが。
個人的な希望は、デニス・ウィルソンの追悼記事。安西水丸氏のイラストと合わせて掲載されていて欲しいです。

(※1月28日追記)
14:30にAmazonから発送連絡が来ました。31日発売なので、ずいぶん早い発送ですね。
この週末には店頭にも並ぶということなのかな? → よく見ると「早めに送れる目処がたったよ」というメールでした。ややこしい(笑)。

(※1月30日追記)
本日届きました。ぼちぼち読み始めていますが、なかなか読み応えがあります。少し前に出たインタビュー集よりも、こちらの方が好きです。「雑文集」という響きから、編集者が過去の文書をかき集めただけのような、やっつけ仕事だといやだなと思っていましたが、実際には、各文の前に、作者からのコメントが書かれていて、丁寧にひとつひとつの文章が選定されていることが分かります。ラジオ局から依頼されたコメント、水丸さんの娘さんの結婚式へのお祝いメッセージ、ライナーノーツ、外国語版出版時に寄せられた序文など、いかに村上マニアでも目にする機会の無かったものもたくさん収録されているので、読み応えありです。

エルサレム賞受賞時の「壁と卵」については、その当時も多くの話題になったため、個人的には「もういいのではないか?」と思っていましたが、今回読み返し、きちんと収録されることの意味を強く感じました。タガの外れてしまった国家で、彼らに招かれた一作家が、これだけのことを話すのは相当の勇気が必要だったろうなと、改めて思いました。

個人的に残念だったのは、ビーチボーイズのデニス・ウィルソンの追悼文はやはり収録されていなかったことと、例のノルウェイの森の原稿流出問題についての文章も収録されていなかったことです。
「雑文集2」に収録されることを、待つことにします。



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コメント

これ知らなかった。予約しておこう。
村上本を積読してしまっているのが自分でも意外。
これ届く前には、読了できないと思うのでまた積読が増えてしまうな…。

投稿: まゆ | 2011年1月10日 (月曜日) 22時55分

まゆさん

そういえば、この前のインタビュー集も半分読んだところで、放置してました。ちょっと外国の人のインタビューは、「作者とお知り合い臭」をプンプン匂わせたい人がところどころいるようで、読んでいて疲れます。新潮の雑誌の方のインタビューは早々と読了したんですがね。

それにしても村上春樹。ピンボールからずっとリアルタイムで読んでいますが、本当にビッグになってしまいましたね。さて、ビーチボーイズの話、無事に収録されているだろうか?

投稿: asaden | 2011年1月12日 (水曜日) 12時37分

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