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2004年10月31日 (日曜日)

父親の夢

先月に亡くなった父親の夢を見た。

娘を寝かしつけてから、2階の部屋でうたた寝をしているときだった。
夢の中の父親は、まぶしいほどの真っ白な光の中で笑って立っていて、僕は「苦痛はもう過ぎたんだ。良かったな」と夢の中でホッとしていた。

その時、誰かが2階から降りていく階段の足音で眠りが遮られた。「買い洩らしたものがあるから」と外に出かけていた嫁が帰ってきて、娘の様子を見に2階まで来ていたのだろう。「ああ、親父の夢を見ていたんだな」と思いながら、僕はもう一度目を閉じて、しばらくはウトウトとまどろんでいた。

おかしいな?と思ったのは、5分ばかりしてからだった。
先ほど、嫁が下りていった1階から物音がしてこない。テレビも点けずに新聞でも読んでいるのだろうか?僕は下に降りていって、「おーい」と声を掛けようとした。

庭には車がない。嫁はまだ買い物から戻って来ていない。1階に人の気配はない。
僕はオカルトチックな話を信じるほうではない。だからきっと、階段に人の気配を感じたところまでが夢だったのだろう。そう考えないと辻褄が合わない。
でも仮にそうだったとしても、父親の死後、ずっと胸に残ったわだかまりのようなものが、真っ白に輝く父親の夢で、ほんの少しだけ晴れたように感じているのも事実だ。

人の魂は死後49日間この世に留まり、その後で何かの判断が下されて、明るい場所か暗い場所に向かうように指示されるという話を聞いたことがある。
「明るい方に行くことになったから」と伝えに来てくれたのかもしれない。
こんな話、馬鹿げているなと自分でも思っている。でも少しばかり照れくさそうで、それでいて嬉しそうな父親の笑顔を思い出すと、「そうか、良かったな」と自然に思えてくる。

父親が亡くなってから今日で42日目になる。

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