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2004年10月30日 (土曜日)

空中キャンプ

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フィッシュマンズの傑作アルバムを久しぶりに引っ張り出して聞いてみる。

発売後早くも8年が経つが、このアルバムの持つ奇妙なもどかしさは今も変わらない。

オープニングナンバー「ずっと前」のイントロが気になったので、ギターで音を取ってみて驚いたが、基本は2コード(!)。2曲目の「ベイビー・ブルー」も、3曲目の「スロウ・デイズ」もこれまた2コード(!!)。名曲「ナイトクルージング」にいたっては、ワンリフの繰り返しだ。

うーむ、まさに音楽の成せるマジックである。たとえ音色の仕掛けやコード進行が分かっても、曲全体の持つ不思議なもどかしさと、絶望的な孤独感には誰も太刀打ちが出来ないということだろう。

ある日、突然に姿を隠してしまった佐藤伸治。
もう彼がこの世にいないという現実に、いまだに上手く馴染めないそのもどかしさが、部屋中に満ちていく。

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